10/26/2009

ネパール旅行記 その6

ネパールで支援している小学校を訪問しました。これから日本で私たちができる事を話し合って来ました。子供たちが着ている制服は、支援している洋裁学校の女性たちが作ったものです。

ネパールからの報告は今回で終わります。次回からはまたマッサージ日記をお届けします。

10/25/2009

ネパール旅行記 その5

ネパールで姉妹のように親しくなった友人です。お互い決して十分ではない英語で昼食をはさみながら数時間話し合いました。

彼女は私より10才は若いと思われる国会議員です。夫も共に運動家です。彼女は、特にネパールの貧しい子供たちの為の活動に力を入れているそうです。ネパールは長い間王制が続いてきましたが、一昨年王制が廃止され、共和制へと移行されました。

さまざま不安定な要素を残しながらも、民主化への第一歩を踏み出したところでしょうか。

現在新しい憲法の草案が練られているのだそうです。彼女はとても暖かく、情熱的な人でした。次回ネパールを訪れた時には、必ず会おうと約束しました。

10/02/2009

ネパール旅行記 その4

沢山の欧米の人たちが、トレッキングのために、ネパールを訪れます。 タイ空港でもカトマンズ行きの飛行機を待つ日本人のグループによく出会います。

いつだったか日本への帰りの飛行機の中で、満80才のご婦人に出会いました。お嬢様とご一緒ではありましたが、なんと毎年2回10年以上もネパールに行き続けているというのです。笑顔の美しい、上品なご婦人で、ネパールが大好きだと話しておられました。

そして短い方でも2週間、多くの方が1ヶ月、3ヶ月と滞在して山歩きをされます。

今回私たちは、トレッキングではないのですが、海抜2000m位の山岳地帯の小学校を訪ねました。
舗装されない山道は、しばしばやぎやにわとりの一群に占拠され、道を空けてくれるのをじっと待ちます。またヒンドゥーの神様牛たちは、ゆっくりと草をかみます。

雨季で緑が鮮やかさをまし、連なる山々は荘厳に私たちに迫ってきます。

翌朝私たちは、夜明け前に車に乗り込み山のてっぺんにあるパレス後へむかいました。雨模様の朝でもくもくと雲が立ちこめていました。パレスの入り口からは、靴を脱ぎはだしで登ります。

パレスの一番高い場所に来たとき、雲間から朝日が輝き始めました。あまりの美しさに見とれていると、雲がさっとかき消され、突然私たちの前にヒマラヤが姿をあらわしたのです。この季節には、全く期待できない事であり、私たちには奇跡の様に思われました。この姿を見たとき、誰もが歓喜の声を上げずに おれない、それほど美しい山なのです。

9/30/2009

ネパール旅行記 その3

カトマンズ郊外の森の中のホテルです。 うっそうとした森の中に静かにたたずむリゾートホテル。

時間がゆっくりと流れていきます。

朝6時半から1時間のヨガタイム。 ホテルの中庭の芝生の上で、先生が一人ひとりに合わせて指導してくれます。

木の上には、親子ずれの猿たち。瞑想をしながら、深く自分の内面と対話する時間が持てました。ゆっくりと深い呼吸が、硬くなった私のからだと心をリラックスさせてくれました。

9/28/2009

ネパール旅行記 その2

バンコクから一路ネパールの首都カトマンズへ。天候は晴天。あまりの美しい空に、シャッターを押してしまいました。

空の上にもう1つの水平線が無限に 広がって輝いているようでした。白い雲がもこもこと筋になってまるで波しぶきのようでした。

ネパールは国のほぼ全体が山岳地帯。その為電車はありません。移動は車だけ。ほとんどが舗装されていないでこぼこ道をスリル満点で走る事になります。

飛行機も山の合間を旋回しながら、猫のひたいのような空港めがけて降りていきます。そして超ラッキーだとヒマラヤの絶景が私たちを迎えてくれることもあります。その時わたしたちは、隣にどこの国の人が座っていても、手を取り合って歓喜します。

わたくしもスペインの女の子と手を取り合って喜んだことがあります。今7月は、雨季なので残念ながら、上空の晴天から一転どんよりと重たい雲の中を無事カトマンズ空港に到着しました。

9/25/2009

ネパール旅行記 その1

しばらくマッサージ日記をお休みしていましたが、
また再スタートして行きたいと思いますのでよろしくお願いします。

7月はじめ、11日間バンコクを経由して、ネパールに行ってきました。今日はバンコクの様子を、書かせていただきます。

バンコクでは、現地にいらっしゃる知人の所に一晩お世話になりました。

何度か来ていますが、まず降り立った空港が、すばらしく生まれ変わっているのにびっくり。

総ガラス張りで、屋根に白い帆を上手につかった、開放的なデザインが素敵でした。以前空港の中の食堂で頼んだフルーツでお腹をこわしたこともあり、おっかなびっくり頼んだ、おすしとサラダもとてもおいしかったです。レストランもすっかりきれいになって、日本食が多いのも驚きでした。

夜、友人が手配してくれた川(名前はちょっと忘れました。)のクルージングは是非行かれる方におすすめです。広い川の水際ぎりぎりに、ライトアップされた寺院が次々と浮かび上がって来る様は、現実を完全に超越してしまいます。圧巻でした。川風は、バンコクの暑さを忘れさせてくれ、船内でのビュッフェ式のお食事もベリーグッドでした。夜中、友人に頼まれリンパ整体の講習をして、眠りにつきました。

6/22/2009

横浜デート

5月10日に満81才を迎えられたMさん。
もう10年来のお客様です。
お誕生日から2日たった今日、ご一緒に横浜をお散歩して来ました。

待ち合わせは、東横線多摩川駅のホーム10時。わたくしが、「11時くらいはいかがですか?」と提案したのですが「早く行ったほうが色々たくさん見られるからと10時集合になりました。

少し前まで雨が降り続いていましたが、当日は雨も上がり、気持の良い朝でした。山に囲まれた多摩川の駅は新緑が美しく、わたくしの方が少し早く着いたので、思わず深呼吸をしてしまいました。

待ち合わせの時間には、にこにことMさんが電車から降りてこられました。

インド綿の涼しげな上下(ご自分で作られた)に小さめのバスケットを持たれて、かわいいベージュの靴をはいていらっしゃいました。

エコーのウォーキングシューズに、黒のストレッチパンツ、ロングTシャツにウインドブレイカーのわたくしとは大変な違いでした。

急行を待って再び乗車、おしゃべりをしていると、あっという間に終点横浜中華街駅に着きました。

まずは港の見える丘公園へ。バラが満開でした。甘い香りにおとめになって、バラの前でパチリ。もちろんわたくしはカメラマンです。

バラ園を歩いて行くと、流れを取り入れた美しい庭園の奥に、洋館があります。お庭に面した所がティールームになっていて、そこのテーブルから眺めるお庭が本当にきれいなので、わたくしはMさんをお茶に誘いました。Mさんは、着くなりお茶と言われちょっと戸惑っていました。Mさんは「ソフトクリームが食べたい。」と言われたので、私たちは、バラのソフトクリームをいただくことにしました。そこの景色はMさんにとても喜んでいただきました。

Mさんは前向きで、好奇心旺盛なので、お話がとてもおもしろい方です。
私たちは、洋館を5つも回り、元町を歩いて、中華街でお食事をいただきました。
Mさん本当に81才ですか?

5/19/2009

今日のお客様

昭和8年生まれのEさんがおいでになりました。今日で3回めです。何度も足をねんざされたり、事故に会われたりで、足が棒の様になっておられます。

サラにはお着替えの準備がありますが、ご自分のパジャマを持って来られます。10年前に買われたそうですが、きれいにお洗濯がされていて、きちんとたたんであり、Eさんの性格がうかがわれます。

今は洗足池のお近くのマンションに1人でお住いだそうですが、以前はお父様のお世話をなさって、サラのすぐ近くの雪谷大塚にお住いだったそうです。

同じ世代の方がそうだったように、いろいろな時代を経ながら、一生懸命生きてこられた方です。

他にも持病をお持ちですが、とても前向きで明るく、ご病気に対しても真剣に、良いと思われる事を実行しておられます。

今は亡きわたくしの母より10歳以上年下でいらっしゃいますが、戦争を超えて来られた方には、何か共通する尊敬の思いが湧いてきます。

Eさんは、小豆島に引っ越されたHさんのお客様だった方です。出発される前、とてもとても心配されていました。これからも、 Hさんに代わり大切にお世話させていただきます。

5/11/2009

遠くのお客様

小豆島に引っ越されたお客様Hさんから手紙が届きました。
お手紙を開こうとリビングのソファーに腰をおろすと、テレビで「淡路島」に移住されたご夫婦の特集が流れていました。小豆島もこんなかしら?と思いながら、お手紙を読みました。

Hさんがご紹介下さったEさんの事をとても心配されていましたが、今月に入って2週間に1回のペースでおいでになられるようになりました。他にも何人かご紹介いただいた方がお店においでいただいております。

ご自分もセラピストでいらっしゃるHさんなので、置いていかれたお客様の事が、さぞやご心配のことでしょう。
代りに微力ですが、一生懸命施術させていただきますね。

Hさんの事ですから、さっそくご近所のおばあちゃま達のお世話をなさっているのではないかしら。

Hさんのお母様にも大変お世話になり、精神的にも支えていただきました。
今本当に会いたいお2人です。
周りの方々にいつも無償の愛を与えようとされるお2人に出会えたことが、私の宝です。

4/26/2009

スクールスタート!

昨日から、新しく火曜午前クラス、火曜午後クラスがスタートしました。
すでにプロコースを卒業された方々で、更に上級を目指してのスタートです。

初めて担当する方もいらっしゃれば、久しぶりだったりする方もいらっしゃいます。

第1回目を終わっての私の感想は、皆さんのレベルが本当に高いと言う事です。

他の講師の方々が、本当に良く指導して下さったのだと思い、胸が熱くなりました。

皆さんやる気まんまんで、こちらが刺激されます。
30代、40代、50代世代もまちまちですが、目標に向かって前進している女性は、目が輝いています。

一緒に楽しく勉強しましょうね。

4/23/2009

いつまでも若く

このところ週2,3回お出でになるIさん、とても明るいおばあちゃまです。

御嶽山が地元の方で、小さい頃はガキ大将だったそうです。
柿の木や栗の木が沢山あって、誰も登れない高い木にも、スイスイ登っていたそうです。

お話し好きで、そのお話が楽しいので、つい聞き入ってしまいます。
御嶽神社には、遠くからも沢山お参りに来て、今よりずっと賑わっていたそうです。

Iさんのご実家は、御嶽神社に、お餅や、瓦せんべいを奉納したり、お参りに来る方にお食事を準備したり、和菓子を作って売ったりしていたそうで、空襲で焼ける前はかやぶき屋根の大きな家で、広い、広いお庭や畑があったそうです。

ご主人はすでに亡くなられているのですが、「いい男だったわよ」と肌身離さず持っていらっしゃる、ご主人のお写真を見せていただきました。

ヨガをやっていたそうで身体が信じられない位やわらかい方です。
サラリンパ整体は、ストレッチをふんだんに取り入れているのですが、それを気持ちが良いととても喜ばれ、「やわらかいですね」と申し上げると、「またヨガを始めようかしら」とおしゃっていました。

現在は、膝にむくみがあり、足のリンパマッサージを念入りに行い、ハンドマッサージと、ボディマッサージをそれに加えています。
また、昔の楽しいお話を聞かせて下さいね。

4/13/2009

段取りが大切です

三か月お休みするスタッフがあり、月・金はしばらく御嶽山店を私一人で担当する事になりました。

朝の準備、洗濯、タオル洗い(おしぼりつくり)電話受け、サウナ・よもぎ蒸しの準備、その他もろもろ・・・そして帰りは、洗濯干し、掃除、レジ閉め、ゴミのまとめ、点検などなど・・・施術以外にも色々やる事があります。

今日も、予約は、朝9時半から夜8時半までほぼびっしり。休みのスタッフの常連さん1名、初めてのお客様2名、初めてのリピートのお客様1名、私の常連さん2名、どの1人も気を抜く事はできません。お陰様で新規のお2人は、リピートの予約を入れて下さり、先回初めておいで頂いたリピートのお客様は、毎週1回、1か月後までの予約を入れて下さいました。休みスタッフの常連さんは、私の名刺が欲しいと喜んで帰られました。(やれやれ)自分の常連さんの施術でやっと一息、世間話をしながらいつもの施術ができました。

夜9時我が息子どのが、塾の帰りに母を助けに寄ってくれました。(ありがとう)

4/09/2009

今日から高校生

今日は我が家の末っ子三男の高校の入学式でした。

晴天に恵まれ、桜の花が満開でした。


新しい出発と言うのは、何か希望に満ちて良いものですね。


三年後には、どうなっているのかなあ・・・と緊張して体育館に入場する息子を見つめながら想像していました。



午後は、サラヒーリングスクールの卒業生4人と話し合いを持ちました。


更にレベルアップの為、スクールに残りたいと言うメンバーです。


オイルでのリンパマッサージ、リンパ整体、リフレクソロジーを6か月かけて学ぶ事になりました。自信を持ってオイルマッサージが出来る様になりたいHさん、経絡をまなびたいKさん、アロマテラピーをやっているTさん、若手で頑張りやのYさん、みんな素敵な仲間達です。4月21日スタート。若い力を沢山もらって、私も頑張ります。


3/29/2009

スタッフの結婚式

サラのスタッフMさんの結婚式がありました。
ホテルのロビーに写真撮影の為に現れた彼女は、純白のウエディングドレスに包まれ、幸せ一杯でした。

彼女との出会いは7年前、お客様として店に来られた事から始まります。
小柄で、色白で、かわいくてプリプリした感じが、「となりのととろ」の「メイちゃん」の様でした。

彼女の手は、可愛い手なのですが、とても肉厚でやわらかい手でした。
私は、マッサージをしながら、思わず「この手はマッサージに向いてる手ね」
といいました。すると、「私やりたいんです」と彼女が答えるではないですか。

その場は冗談のように、笑って終わったのですが、何度かお店に来られるうちに、サラヒーリングスクールに入学されるようになりました。
そして卒業と同時にサラの研修生になり、スタッフになりました。

彼女のにじみ出るやさしさと、熱心さは、多くのファンをとりこにし、癒しの時間を提供してきました.

数か月後には、ご主人の仕事の都合で引っ越される事・・・お客様になんと言ったら良いのでしょう?

3/12/2009

スクールに新しい仲間

今日2人の無料体験の方がスクールにお見えになりました。サラの卒業生の方のお客さんから、「習うならこれが良い」とご紹介いただいたようです。

姉妹のお2人で、2人とも介護のご家族をかかえていらっしゃる方です。先に送らせて頂いた、スクール案内をごらんになり、「プライベートレッスン」に関心を持って来られました。「2人でマイペースで好きなジャンルから、始めたいから」だそうです。

リンパ整体の授業を一緒に体験していただき、途中生徒さんと一緒にお茶をしました。お2人共とても喜んでいただきました。

色いろご要望をお聞きし4月始めから、「プライベートレッスン・週1回」で始めることになりました。

まずは、10回で1科目をマスターします。
お2人ご一緒にお申し込みなので、途中15分位休憩を入れ、2時間半まで延長できます。

きっとサラの時間が、癒しの時間になりますよ。

3/07/2009

スクールに新しい仲間

新しい仲間が加わりました。 スクール水曜日クラスに、今日から卒業生Sさんが加わりました。
卒業後サロン勤務を経て、昨年自宅開業されました。
今月から講師を目指し、1年間学ばれます。

卒業生が頑張っている姿を見るのは本当にうれしいことです。
そして「更に技を磨きたい」と、スクールに戻って来て下さるのは、またうれしいです。

今日はリンパ整体の授業がありました。

サラのスクールは、それぞれの科目がスタートするのに合わせ、随時入学が可能です。

また初心者の方も、2度目、3度目の方も、その方に合った個別指導を行っているので、同時に授業が受けられます。

初めてリンパ整体を学ぶKさん、Mさん、2度目のYさん、3度目のHさん、今日からメンバーに加わったSさんは3度目、それぞれにレベルアップする事ができました。

スクールでは、1段階レベルアップすると、また次の課題が与えられます。
生徒さんの可能性をしっかり見極めて、その可能性を引き出してあげる授業を行っています。

「施術しながら喜びを感じ、施術しながら自分自身が元気になれる。」
これからも、スタッフ、生徒さんひとつになって、そんな施術スタイルを作って行きたいです。

2/26/2009

しばらくの別れ

1月ホームページを見てサラに来て下さったMさん。産後2週間でした。

3月から仕事復帰で今日は最後の施術でした。今日めでたく保育園入園が決まり、おいでになるとすぐその事を教えて下さいました。

最後の施術にMさんが選ばれたメニューはフェイシャル。5回の施術の中で初めてです。

「本当にすばらしい、ぜいたくな時間を過ごさせていただきました。」とMさん。「Mさんに出会えて本当に楽しかった。」とわたし。最後は、2人でウルウルしてしまいました。

「1枚回数券が残っているので、これは私へのご褒美にとっておく」そうです。

しばらくは、仕事と育児で大変だと思うけど頑張ってね。
疲れたら、そしてストレスが溜まって来たらサラの事を思い出して下さい。

2/23/2009

六郷用水

今日は、都立大のスクールの日でした。
いつもは西嶺の自宅から自転車(電動アシスト)で都立大までかっ飛ばして行くのですが、愛車のバッテリーが切れていたので、最寄駅、多摩川(駅名)まで自転車で行き、電車で都立大まで行く事にしました。

自宅から多摩川までのこの道のりは、私のホッと一息の散歩道です。
特に数キロメートル続く六郷用水(かつての六郷用水跡で、当時は多摩川から農業用水を引いていたようですが、今は山からの湧き水が流れている)に沿って歩くのが好きです。

湧き水なので、水が澄んでいてとてもきれいだし、大きな鯉がのんびり泳いでいたり、晴れた日はかめが甲羅干しをしているのを見るのが楽しみです。

山のきわを流れているので、うっそうとした大木が流れに向かってせり出している様は圧巻です。常緑樹が多く冬の間は寒椿が沢山咲いてきれいでした。

久しぶりに通ったら、梅の花が満開、桜の枝も心なしか色づいて開花の準備を始めていました。季節が少しずつ変わって行くのを感じます。

2/20/2009

梅が満開です!

西嶺梅園の梅が満開です。

我が家の裏にこんな自然が残っている事がとてもうれしいです。
居間のベランダからもこんもり濃いピンクと白の梅が見事です。

梅園と言っても入場料を払ってぞろぞろ行列を作って見る梅園ではありません。どの木も民家の庭先にあるのです。
とはいえ、ここらあたりは、緑がいっぱいで、はじめて散歩した時は、「ジャングルみたいだ。」と心細く思ったくらい静かです。

今は、二階建てのアパートなんかもあるのですが、もしかしたらその昔は、山一面の梅だったのでしょうか。この辺りは、湧き水も多く、80代のお客様にうかがうと、たぬきなんかもよく出たそうですよ。

ほんの数十年前は、全く違う世界だったんでしょうね。
歩いて3~4分の我が家の前は環状8号線があり、車がビュンビュン走っています。

2/15/2009

今日はスクールの日です (マッサージ)

今日は、火曜日コースのスクールの日でした。

4月から看護学校へ入学されるTさん、
プロとしてスタートしたてのYさん、
助手のIさん、
それに講師のわたし。

カリキュラムはリンパマッサージの中のハンドマッサージ。

今日が仕上げだったので、TさんとYさんに、私の腕を両側から繰り返し
マッサージしてもらいました。

つい熱が入って、もう一回、もう一回とやってもらう内に、私はすっかり緊張がゆるみ、まったりしてしまいました。

今皆さんが帰られ、黒パンとチーズ、コーヒーのお昼をいただいて、3時からの
お客様を待ちながら、このブログを書いています。今、目の前におふとんがあったら、すぐ飛びこんで熟睡していると思います。

リンパマッサージは本当にゆるみますね。特にハンドマッサージはリラックス効果が大です。

お客様が来られるまであと40分、目を覚まさなければなりません。
マグカップにアールグレイを入れ直し、チョコレートを一粒いただこうと思います。

お部屋に流れるヒーリング音楽、そして若芽の吹き出したアイビー、ポトス、
ヤシの緑がますます私を眠りに誘います。

窓から差し込む日差しが、2月にしてはとても暖かいのです。

2/12/2009

今日のお客様(マッサージ)

今日来られたKさんはおいで頂いて8年以上になる奥様です。

田園調布からおいでになるKさんは、高校生の様にスリムなお身体と、サラサラのボブカットの髪が若々しい奥様デス。お年は私より少し上でしょうか。

年が明けてお出でになると、左足が膝から下がパンパンになっていました。

右の1.5倍位あったでしょうか。

Kさんは、20年位前スキーで右膝をいため、その後いつも右膝をかばう様な歩き方をなさっていました。

それと、ここに来ての寒さです。

今回の左足のむくみの原因が何によるものかは、はっきり分からないのですが、リンパの流れが悪くなっていることが分かります。特に膝の下部分と、すねの部分のむくみがひどい事から、左足中心の施術にしました。

始めに、遠赤外線ドームサウナで全身を芯まで温めます。

アロマオイルは、ひまし油、アーモンドオイルをベースに、すっきり系のスイートオレンジ、ユーカリをブレンドしました。

足全体をトリートメントした後、膝部分は、手で膝を持ち上げるようにマッサージします。また、膝の内側は、リンパ液の滞りやすい所なので丁寧に流します。膝のま裏には「委中」という血流を良くするツボがあるので、ここも何度か押します。

膝から下はむくみがひどいので、いつもの半分の圧で回数を倍にします。

足裏は、全身につながる反射区なので、しっかりもみます。

最後に、蒸しタオルを10本以上使って、蒸し暖かいタオルマッサージをします。

Kさんの場合、一回の施術でむくみはほとんどとれ、痛みも無くなったそうです。

ご自分でも夜ゆっくりお風呂に入り、お風呂の中で手や足の関節部分を良くマッサージされることをおすすめします。

2/08/2009

ラブレター フロム デンマーク

デンマークのSさんからお手紙が届きました。

Sさんとの出会いは、やはり8年位前になります。

「三船先生!」後ろから大きな声がして振り向くとSさんがいました。

「先生、私身体の具合が悪くて死人の様になっていたのに、一回先生にマッサージしてもらったら、こんなに元気になったんですよ。」

元気な弾む声でした。それから、ちょくちょくお店に見える様になり、サラヒーリングスクールの一期生になられました。そして、卒業と同時にご主人の母国デンマークに帰国されました。

しばらくして、・・ご自宅の半地下室でお店を開業された・・と言うお手紙を頂戴しました。ご自宅の前が森で、近くに湖もあり夏は沢山の種類の花が咲いて美しい町だと書いてありました。

それから、いっぱいご苦労もあった様ですが、お店をレンガ造りの素敵なマンションの一階に移され、今お客様が沢山できたと、今日届いたお手紙に書いてありました。

デンマーク人が80%、日本人が10%、残り10%が色々な国の人たちだそうです。毎日英語とデンマーク語を使い、一週間に一度位日本語を使うそうです。

「デンマーク人からも、日本人からも、世界の色々な国の方々にこのマッサージが喜ばれている」という文面に胸が熱くなりました。有難いことです。

今は二月、「北欧・スカンジナビアは、暗くて暗くて、寒くて、長い長い冬」と書いてありました。春を待ちわびていらっしゃるでしょうね。

Sさん、遠い異国で頑張っているSさんを思いながら、私も日本で頑張ります。

2/07/2009

若さの秘訣

今日は1月の最後の土曜日でした。

昨日からの雨が残り、暖冬とは言え寒い朝でした。

私は朝から午後1番に来られるMさんのことが、気になっていました。

駒沢公園の近くにお住いのお客様で80才になられます。 Mさんとのお付き合いはもう8年以上になります。

はじめの頃は、都バスを2つ乗り換え、更に池上線の電車に一駅のって御嶽山までおいでになっていました。

その内、バス1本で雪谷大塚までいらっしゃる方法を発見され、そこから1駅歩いておいでになるようになりました。

「先生と一緒にお店4つ行ったわ」とMさん。お店が新しくなる度にいつも一緒について来られました。今は都立大のお店が近いので、たいがい、ご自宅から緑道を30分ほど歩いて来られます。

とてもアクティブな方です。プール、体操は毎週欠かさず。洋裁、和裁、編み物、さき織、粘土細工、等々多才でしかもその一つひとつがプロ級です。 

そのご趣味についてMさんのコメントがふるっています。

「年取るとヒマになるでしょう。家にばかり居なければならないんだから。退屈しない様に、その時の為に色々習っておくの。」脱帽です。

80才のMさんは今青春真っ盛り。「ついにやったわ」と、先日プールのイケメン先生に「告白」なさった事を教えて下さいました。「先生大好き、ずっと続けて来てね」と。Mさん素敵です。

2/05/2009

今日のお客様 (マッサージ)

今日ご来店のMさんは、ホームページを見て初めて来られたお客様で、出産して数週間のママさんでした。

女性は、出産した後とてもきれいになります。お肌がつやつやで、目には見えないオーラがあります。大きな仕事を成し遂げた安堵感と、誇らしさが感じられます。

しかし、反面手足にむくみが残っていたり、腕などにも緊張が残っていたりします。若いママだったので、それもさほどは感じられませんでした。



「どこか集中的にやってほしいところはありますか?」とお聞きすると、「とにかくリラックスしたい。」と言うお答えでした。 

それを聞いて私は、ベーシックコース(マッサージ60分)ご希望のお客様ですが、フルボディコース(マッサージ90分)の時のマッサージ内容を施術することにしました。つまり、1か所に深くは入れないけれど、全身まんべんなくマッサージをしてあげる、そして90%以上は、アロマオイルマッサージでいこうときめました。

足首から膝にかけてのむくみを意識しながらあし全体のマッサージ

次に腕も肘から手首にかけてのむくみを意識しながら腕全体のマッサージ。

そしてリラックス効果の高い首から肩、胸にかけてのマッサージ。

その後指圧、整体で首、頭のマッサージ。Mさん「ここは、女性専科なんですか?」「そうなんですよ。」と答えると、「私はその方が安心だけどこんなに気持ちが良いのに、男の人はかわいそうですね。」 男の人ごめんなさい。

背中は、胸が大きくてうつ伏せは苦しいので、横向きで腰から首までをマッサージ。

その後熱めの蒸しタオル5~6枚を使って、背中、首をマッサージ。



Mさんすっかりリラックスし、1月、2月、毎週日曜日にご予約を入れてお帰りになられました。

2/04/2009

スタッフミーティング 続き

私たちは、時としてお客様からご注意をいただくことがあります。

サラはクレームこそ大切にしてきました。

サラを思って「こうして欲しい」と言って下さるお客様、本当にありがたいことです。 私たちの気づかぬ足りなさを気づかせてくれ、これからサラがもっとお客様に

喜ばれる店になっていく方法を教えて下さる、大切な方です。

今日のミーティングでも先日、三船までわざわざお電話いただいた、お客様のご提案について話し合いました。

問題は、「時としておとなりのお客様の話し声が聞こえてしまう」ことである。気にならないお客様もいらっしゃるし、気になる方もいらっしゃる。

皆さんリラックスしにいらっしゃる方なので、お休みになられる方が多いのですが、日常のことをスタッフにお話しされることによって、リラックスされたい方もいらっしゃいます。

今回お電話いただいたお客様は、「となりの部屋の話し声が気になった。」と言うご意見でした。

スタッフとのさまざまな話し合いの中から、サラのこれから同じ様な問題が起きた時の対応は、

An1.なにより、担当者がお客様の不快な気持を察知すること。
An2.そのことをとなりの担当者に伝え、その担当者から、お客様へお声を小さ くして下さるようお願いする、ということになりました。

お客様へはなかなか言いにくかったりするのですが、貴重な時間をかけ、代価をお支払いいただいて皆様に来ていただいておりますので、私たちの努力でできることは、思い切って実行して行きたいと思います。

2/01/2009

スタッフミーティング

今日は2009年始めてのサラミーティングを行いました。

仕事を早めに終え、夕食を食べながら、色々なことを話し合いました。
今まで8年間、山も谷も共に乗り越えてきた仲間です。
私にとって、家族と言ってもいい人達です。

今日話し合われた内容のひとつにお客様への電話応対についてがありました。

私たちとお客様との出会いは、たった1本の電話から始まります。(ホームページが出来てからは、メールでの予約という方も多くなってはいますが、まだ圧倒的に多いのが電話予約です。)

時には、お客様がご希望される日時が取れない事もあります。
では、その時にどう対応させていただいたら良いのでしょうか?

「ごめんなさい」と断ってしまうのは簡単です。
でも数あるサロンの中から「サラ」を選びお電話下さったお客様だということです。
このお客様のお気持ちに、私たちはどう対応していったら良いのでしょうか?

An1.すぐ断るのでなく、第2、第3の希望をうかがう。
An2.こちらから、この時間なら取れますよ、と提案してみる。
An3.その日しかだめなお客様だとしたらキャンセル待ちでお受けする。
An4.リピターのお客様で、ご希望日時にご予約が取れない時は、担当者がいれば必ず電話を代わる。担当者からご本人のご希望をうかがったほうが、お 互いに折り合いがつけやすい事もある。

どうしてもお受けできない時は、「わざわざお電話頂きましたのに、ご希望に添えず申し訳ありません。またのお電話をお待ちしております。」と謝る。

先日、1年半ぶりに田園調布からおいで頂いたお客様のメンバーズカードを見ると、初回1回だけのご来店でした。「その後1~2度電話をしたのだけれど予約がとれず、ずっと来たかったけれど、予約が取れないというイメージがついてしまいできなかったのよ。」とおっしゃっていました。

そのお客様は喜んで次のご予約を入れていかれましたが、本当に申し訳ない事をしてしまいました。

食後、デザートとコーヒーをいただきながら、日ごろ聞けない色々な話が聞け、とても有意義でした

1/28/2009

一期一会

先日この仕事を始めて間がないYさんから電話がありました。「お客様には喜んでいただきました。でもリピートは取れなかったんです、すみません。」
なんとか続けてくれるお客様を作りたかったのでしょう。私はYさんにこたえました。

「これから沢山のお客様を施術していくと思うけど、Yさんが一生に一度しか
施術できないお客様も山ほどいるよ。もしかしたらそっちの方が多いかもしれない。

もちろん、私たちの技術の未熟さ、サービスの足りなさが原因かもしれない、でもそれだけではない、経済的理由や、遠くへ引っ越す直前に一度行ってみたかったと来て下さる方もいる、そんな方に

“たった一回だったけどあの時してもらったマッサージは本当に気持ちが良かったな。”

と思い出していただける施術ができるように頑張ろうね。」

これは、わたしがこの仕事をはじめてからの一貫したテーマです。
「一期一会」 人は出会っては、また別れて行きます。あたりまえのように毎日出会って、でも突然別れが来たりします。それが愛する人であれば、自分の中に大きな悔いが残ります。“ああしてあげれば良かった・・・と。

これで十分と言う事は無いけれど、その一瞬に私ができるベストを尽くしたい。
そんな気持ちでこの仕事を続けてきました。

施術に入る直前、私は目を閉じて大きな深呼吸を一回します。「私の二つの手を通して、このお客様に必要な全ての施術を教えて下さい。」と祈りを込めて。

1/26/2009

前向きに生きているお客様

今日最後のお客様は6時30分からの Aさんでした。
私と同じ年で58才ですが、スマートで初めて来られた時、30代と
見間違えた方です。
ご自分のお車で、重たい書類を会社から会社へと運ばれるお仕事をなさっています。Aさんは、車の運転が大好きで、音楽を聴きながら1日運転ができる今のお仕事がとても気に入っているそうです。

Aさんは、ずっと「60才になったら仕事を辞めよう」と思っていたそうです。
でも私に会ってからどんどん身体が元気になってきて、「60才で辞めるなんてもったいないと思うようになってきた」と言われるのです。

「まだ当分は続けたいの。車も古くなったので、新しい車に買い替えようと思う、三船さんに会えてから、自分の健康に自信が持てる様になった、私も辞めないから、三船さん仕事辞めないでね」とAさん。

「もちろんAさん、Aさんこそ私の元気の元だから辞めないでね。」と帰り際に言い返しました。

人が素直に今の自分を受け入れ、自分を励ましながら前向きに生きていく、そんなAさんがさわやかでした。

1/25/2009

継続は力なり

今日はお店がヒマでした。それで私はこの時とばかり、スタッフにマッサージをしてもらうことにしました。Cさんにマッサージをしてもらうのは、何か月ぶりかしら?

それが、前の時よりウンと上手くなっていたのです。自信無げにやっていた背中のローリングも、「そう、そこそこ」という感じです。自分の娘の様に付き合って来たCさんですから、その時は、ほんとうにうれしかったです。

Cさんは私の身体のことを、母親を思うように心配してくれます。わたしのお客様からキャンセルの電話があると、すぐ連絡してくれたり、新しいお客様だとできるだけ他の人に回します。それは、私を少しでも休ませようと思うからです。

Cさん色々なお客様を施術しながら、きっと努力したのでしょう。

継続は力ですね。そうやってうんと努力してある所では、私を抜いていって下さい。その時はCさんが先生です。

月1回、閉店後に、サラのスタッフ勉強会を開いています。ここでは、「もっとお客様に喜んでいただく為に」をテーマに技術、サービス、理論あらゆる分野での話し合いと、研修を行っています。私は「スタッフ一人ひとりが、オーナーシップを持って仕事に取り組んで欲しい」と願っています。そうすると仕事が楽しくなるし、それまで見えなかったいろんな事がみえてくるのです。

私は、サラのスタッフがみんな大好きです。

1/23/2009

マッサージスクールって厳しいの?

私はちょっと厳しい講師です
今日はTさんの個人レッスンがありました。
4月から看護学校に入学される笑顔のかわいいお嬢さんです。
昨年10月から今年の3月までの期間集中的に学ばれています。

助手のMさんと研究生のYさんが授業に入り、私が講師を務めています。
私は基礎のカリキュラムでは、自信を持ってもらうために、
たくさんほめる様にしています。施術の喜びを知ることが、とても大事だからです。

でも応用のカリキュラムに入ってからは、結構きびしく指導します。
それは何故かというと、その生徒さんが上手になっていく姿が、私には見えるからです。生徒さんの背後に、もっと大きな可能性が見えるのです。
だから言ってあげずにはおれないし、何度も繰り返してやっていただきます。そして必ず一段超えていかれるのです。
その時はうれしくて、沢山ほめてあげます。

授業を手伝っている卒業生も、その時の事が、印象に残っているようで「こうしてしごかれて、家で一生懸命練習して、上手に出来る様になったのよ。」と誇らしく後輩に語っています。

人に奉仕する職業を選び、その看護の現場で役立てたいとリンパマッサージや、リフレクソロジーを学ばれるTさん。これからもTさんの夢を応援させて下さいね。

1/19/2009

アロマオイルマッサージ

今日ご来店のMさんは、ホームページを見て初めて来られたお客様で、出産して数週間のママさんでした。


女性は、出産した後とてもきれいになります。お肌がつやつやで、目には見えないオーラがあります。大きな仕事を成し遂げた安堵感と、誇らしさが感じられます。


しかし、反面手足にむくみが残っていたり、腕などにも緊張が残っていたりします。若いママだったので、それもさほどは感じられませんでした。

「どこか集中的にやってほしいところはありますか?」とお聞きすると、「とにかくリラックスしたい。」と言うお答えでした。 


それを聞いて私は、ベーシックコース(マッサージ60分)ご希望のお客様ですが、フルボディコース(マッサージ90分)の時のマッサージ内容を施術することにしました。つまり、1か所に深くは入れないけれど、全身まんべんなくマッサージをしてあげる、そして90%以上は、アロマオイルマッサージでいこうときめました。


足首から膝にかけてのむくみを意識しながらあし全体のマッサージ。
次に腕も肘から手首にかけてのむくみを意識しながら腕全体のマッサージ。
そしてリラックス効果の高い首から肩、胸にかけてのマッサージ。


その後指圧、整体で首、頭のマッサージ。Mさん「ここは、女性専科なんですか?」「そうなんですよ。」と答えると、「私はその方が安心だけどこんなに気持ちが良いのに、男の人はかわいそうですね。」 男の人ごめんなさい。


背中は、胸が大きくてうつ伏せは苦しいので、横向きで腰から首までをマッサージ。
その後熱めの蒸しタオル5~6枚を使って、背中、首をマッサージ。

Mさんすっかりリラックスし、1月、2月、毎週日曜日にご予約を入れてお帰りになられました。

1/18/2009

今日のお客様(マッサージ)

今日来られたTさんは、小柄で上品な奥様です。

サラに来られる様になって、もう7~8年位になるでしょうか。 お嬢様お二人が、サラのスクールを卒業されました。 お2人とも2年位学ばれたと思います。プロセラピスト認定資格を取得され、更にサラリフレクソロジー 指導員にも合格されています。

当時まだあかちゃんから小学校低学年のお子様をお持ちのお2人でした。 お母様の、「保育」というご協力を得ての通学でした。

お子様も小さかったので、主にご家族の為に役立ててこられました。 でもこの頃は、お子様方もずいぶん大きくなられ、すこしずつお仕事をはじめていらっしゃいます。 いろいろな方に、喜ばれたり、感謝されたりしているお話をお聞きすると嬉しく思います。

私自身もそうですが、女性が何か人に役立つ技術を身につけるということは、 もちろん、経済的に収入をアップさせたいという思いを、たいがいの方はお持ちです。でもそれだけではないのです。

仕事を始めることが、社会とのかかわりの中に自分を押し出す窓口となり、自分を必要とされる方に手をさしのべることで、笑顔や感謝の言葉を頂戴する。

それが、今まで味わったことのない喜びや、生きがいとなっていらっしゃるようです。

私はこれからも、そんな女性たちを応援し続けたいと思っております。

Tさんは、「正月2回も娘たちに施術してもらったのよ。」とうれしそうに言われていました。それでも私の所に来て下さってTさんありがとうございます。

いつもお会いできるのを楽しみにしています。

1/17/2009

夜の景色

今日は5人のお客様の施術が入っていました。

正確にはあと一人残っています。

今4人目のお客様の施術が終わり自宅にもどりました。

最後のお客様は6時半からです。

今フローリングに腰を下ろし、ソファーにもたれながら、このブログを書いています。現在PM4:30


私の家は、古いマンションです。

7階の東南の角部屋で、東、南二面がサッシと窓に囲まれています。

前面には高い建物がなく、東側には環状線をはさんだ向かい側に森のように広いお庭のお宅があり、季節とともにその移ろいを私たちに楽しませてくれます。

今夕陽が眼下の屋根、屋根を照らしあまりの神々しさに、しばし見とれています。


夜帰りが遅いことの多い私ですが、玄関からリビングのドアを開けると、そこには宝石をちりばめた様な夜景が広がり、私を迎えてくれます。

毎日目にするこの景色だけれど、私は「ありがとう」とその度ほほえんでしまいます。東京タワーのライトが見えなかったりすると、「どうしたんだろう」と心配したりします。

南側のお部屋からは、もう少しすると、梅園の梅が白や赤の小山の様に広がって桃源郷のようになります。

私はしばし手を休め、夕陽に照らされた街をながめながら、お気に入りのバラのコーヒーカップにコーヒーを注いでいます。

1/14/2009

スクールの勉強

今日はスクールのリフレクソロジー上級の授業がありました。

2人の新しい生徒さんと2人のスクールを修了された研究生が学んでいます。

すでに今期をスタートして8か月、新しい2人もすでに基礎課程を終え、今は上級課程を学んでいます。上級のリフレクソロジーでは、毎回私の足を片足ずつもんでもらうのですが、あまりの気持ち良さについウトウトしてしまいます。毎日ご主人の足をもんでいるMさんはびっくりするほど上手になられました。
継続は力ですね。

2月の始めには、リフレクソロジーの認定試験があるので、皆緊張の日々です。

正確に、かつ上手にもむことは当然ですが、64か所の反射区をすべてマスターし、レポート問題をこなします。プロ認定と共に、指導員の認定にチャレンジしています。

学ぶほどに奥が深いので、長い方は3~4年スクールでの勉強を続けています。

2人ペアになって実習をするので、半分は自分の勉強ですが、もう半分の時間は、自分が施術してもらえるのです。それが楽しみみたいです。

途中お菓子をいただきながらお茶の時間があるのですが、施術の実習した時のこと、子供のこと、夫のこと話題はつきません。

ご家族も、いままでどんな習い事をしても反対していたのに、これだけは喜んで送り出してくれるという方が多いです。きっとマッサージしてもらえるからでしょうね。

する人もされる人も元気になります。

1/13/2009

チラシ配り

今日は、サラのプロコース(正式には、サラヒーリングスクール プロセラピスト養成コース)を3月に卒業されて、スクールやサロンの助手をしながら、実践を始めているYさんと一緒に「チラシ」を配りました。ちょっと曇っていて、木枯らしが、ピューッと吹いていました。

でも私は、チラシを配るのがとても好きなんです。

初めての所だと「どんなお家があるのかなあ」とか、いつも行っているところだと「あのお花は、今頃咲いているかなあ」とか考えただけでワクワクしてきます。もちろん、チラシを配ることは、そこからチラシを目にして下さった方がお店に来て下さる事が目的なのですが、それ以外にもいろんな効果があるんです。

まずウォーキングは健康にとても良いことです。
私は生まれつき左足が少し悪いため、右足に負担のかかる歩き方をずっとしていました。たぶんそのせいだと思うのですが、30代から右足のつけ根がずっと痛かったのです。それがチラシ配りのウォーキングですっかり良くなりました。

ただダラダラ歩いては効果がないのです。背中をまっすぐにして肩を後ろにひきます。膝が曲がらないように一歩を少し大きく踏み出します。かかとをついて、しっかり5本の指に体重を移し、続いて次の一歩を出します。手は少し大きめに振ってお腹から身体を前にだします。呼吸はゆっくり、大きく腹式呼吸をします。
肩も動かし、股関節も動かしてとても気持ちが良いのです。

この仕事を始めて10年以上、自分の店を開いて、9年近くになります。はじめは犬にほえられたり、マンションの管理人さんに注意されたり、ドキドキしながら回っていました。
でも少し続けてみると99%の人たちは好意的な方だということがわかりました。道で会った方にも「こんにちは」挨拶してみました。すると「ごくろうさま」とほとんどの方が笑顔を返して下さったのです。
マンションの管理人さんには、「コレコレとっても健康に良いお店なんですよ」と説明すると、「いいよ、入れてって。」とおっしゃって下さる方もいました。「まとめてここに置いといて。」と言って下さる方もいました。「ゴミになるからだめ。」と言われることもあります。そんな時は、にっこり笑って「はいわかりました。ありがとうございます。」と出てきます。

歩いていると季節が感じられることも、素敵ですね。
お天気の日は、空が青くて風が吹いてチョウチョが飛んでいたりします。
きれいなお庭の前では、つい立ち止ってしまいます。ワンちゃんがほえたら
「驚かせてごめんなさい。」と謝ることにしています。

ポストの前で、「すみません、ポストをお借り致します。」と心の中で頭を下げ、チラシを入れる時には、「また私のところに戻って来てね。」と目で語りかけます。

そうそう、もう一つチラシ配りの良いところがあります。
忙しくて見失いがちな日々の自分をゆっくり振りかえられると言う事です。
「あれはこうすればよかったな。これはこうだったな・・・。と」
新しいアイデアが浮かんだりすることもあります。

「チラシ配り」って新世界を旅するみたいですよ。

1/12/2009

セラピストというお仕事

私は、セラピストというこの仕事がすきです。

一人のお客様に1時間、2時間と入らせていただくのですが、お客様のいらっしゃるお部屋に入る前に必ず深呼吸をします。「今日のお客様にとってベストの施術ができますように」と自分に言い聞かせながら。

私にとっては、1日5人、6人のお客様のうちのお一人です。でもお客様にとっては、1週間に1度、10日に一度、あるいは1ヶ月に1度の貴重な癒しの時間なのです。

お客様と向き合う時間は、無心になることができます。たとえ一人のお客様に入る時間が2時間、3時間でも私には、あっという間に感じられますです。

アロマオイルでリンパマッサージをし、蒸しタオルで温めながらまたマッサージをします。仕上げにホットセラピーやリンパ整体で整えます。

「ありがとう、楽になったわ。」にっこり笑顔で語られるその一言が、なにものにも代えがたく、私に喜びを与えてくれます。そしてそれが、次のお客様に向かうちからとなります。

今日来られたお客様Sさん。サラのお客様Kさんの姪ごさんです。ご自分が、サラのマッサージでとても元気になられたからと、かわいい姪ごさんにプレゼントされました。

「一年もまえから、必ず行きなさいと言われていたんです。やっと来れました。」とSさん。冷えがひどく、身体中がこちんこちんで、特に手、足の先に「気」の滞りがみられました。来月はじめの予約をされ、にっこり帰っていかれました。次回は、もっと気持ちが良くなりますよ。