2/26/2009

しばらくの別れ

1月ホームページを見てサラに来て下さったMさん。産後2週間でした。

3月から仕事復帰で今日は最後の施術でした。今日めでたく保育園入園が決まり、おいでになるとすぐその事を教えて下さいました。

最後の施術にMさんが選ばれたメニューはフェイシャル。5回の施術の中で初めてです。

「本当にすばらしい、ぜいたくな時間を過ごさせていただきました。」とMさん。「Mさんに出会えて本当に楽しかった。」とわたし。最後は、2人でウルウルしてしまいました。

「1枚回数券が残っているので、これは私へのご褒美にとっておく」そうです。

しばらくは、仕事と育児で大変だと思うけど頑張ってね。
疲れたら、そしてストレスが溜まって来たらサラの事を思い出して下さい。

2/23/2009

六郷用水

今日は、都立大のスクールの日でした。
いつもは西嶺の自宅から自転車(電動アシスト)で都立大までかっ飛ばして行くのですが、愛車のバッテリーが切れていたので、最寄駅、多摩川(駅名)まで自転車で行き、電車で都立大まで行く事にしました。

自宅から多摩川までのこの道のりは、私のホッと一息の散歩道です。
特に数キロメートル続く六郷用水(かつての六郷用水跡で、当時は多摩川から農業用水を引いていたようですが、今は山からの湧き水が流れている)に沿って歩くのが好きです。

湧き水なので、水が澄んでいてとてもきれいだし、大きな鯉がのんびり泳いでいたり、晴れた日はかめが甲羅干しをしているのを見るのが楽しみです。

山のきわを流れているので、うっそうとした大木が流れに向かってせり出している様は圧巻です。常緑樹が多く冬の間は寒椿が沢山咲いてきれいでした。

久しぶりに通ったら、梅の花が満開、桜の枝も心なしか色づいて開花の準備を始めていました。季節が少しずつ変わって行くのを感じます。

2/20/2009

梅が満開です!

西嶺梅園の梅が満開です。

我が家の裏にこんな自然が残っている事がとてもうれしいです。
居間のベランダからもこんもり濃いピンクと白の梅が見事です。

梅園と言っても入場料を払ってぞろぞろ行列を作って見る梅園ではありません。どの木も民家の庭先にあるのです。
とはいえ、ここらあたりは、緑がいっぱいで、はじめて散歩した時は、「ジャングルみたいだ。」と心細く思ったくらい静かです。

今は、二階建てのアパートなんかもあるのですが、もしかしたらその昔は、山一面の梅だったのでしょうか。この辺りは、湧き水も多く、80代のお客様にうかがうと、たぬきなんかもよく出たそうですよ。

ほんの数十年前は、全く違う世界だったんでしょうね。
歩いて3~4分の我が家の前は環状8号線があり、車がビュンビュン走っています。

2/15/2009

今日はスクールの日です (マッサージ)

今日は、火曜日コースのスクールの日でした。

4月から看護学校へ入学されるTさん、
プロとしてスタートしたてのYさん、
助手のIさん、
それに講師のわたし。

カリキュラムはリンパマッサージの中のハンドマッサージ。

今日が仕上げだったので、TさんとYさんに、私の腕を両側から繰り返し
マッサージしてもらいました。

つい熱が入って、もう一回、もう一回とやってもらう内に、私はすっかり緊張がゆるみ、まったりしてしまいました。

今皆さんが帰られ、黒パンとチーズ、コーヒーのお昼をいただいて、3時からの
お客様を待ちながら、このブログを書いています。今、目の前におふとんがあったら、すぐ飛びこんで熟睡していると思います。

リンパマッサージは本当にゆるみますね。特にハンドマッサージはリラックス効果が大です。

お客様が来られるまであと40分、目を覚まさなければなりません。
マグカップにアールグレイを入れ直し、チョコレートを一粒いただこうと思います。

お部屋に流れるヒーリング音楽、そして若芽の吹き出したアイビー、ポトス、
ヤシの緑がますます私を眠りに誘います。

窓から差し込む日差しが、2月にしてはとても暖かいのです。

2/12/2009

今日のお客様(マッサージ)

今日来られたKさんはおいで頂いて8年以上になる奥様です。

田園調布からおいでになるKさんは、高校生の様にスリムなお身体と、サラサラのボブカットの髪が若々しい奥様デス。お年は私より少し上でしょうか。

年が明けてお出でになると、左足が膝から下がパンパンになっていました。

右の1.5倍位あったでしょうか。

Kさんは、20年位前スキーで右膝をいため、その後いつも右膝をかばう様な歩き方をなさっていました。

それと、ここに来ての寒さです。

今回の左足のむくみの原因が何によるものかは、はっきり分からないのですが、リンパの流れが悪くなっていることが分かります。特に膝の下部分と、すねの部分のむくみがひどい事から、左足中心の施術にしました。

始めに、遠赤外線ドームサウナで全身を芯まで温めます。

アロマオイルは、ひまし油、アーモンドオイルをベースに、すっきり系のスイートオレンジ、ユーカリをブレンドしました。

足全体をトリートメントした後、膝部分は、手で膝を持ち上げるようにマッサージします。また、膝の内側は、リンパ液の滞りやすい所なので丁寧に流します。膝のま裏には「委中」という血流を良くするツボがあるので、ここも何度か押します。

膝から下はむくみがひどいので、いつもの半分の圧で回数を倍にします。

足裏は、全身につながる反射区なので、しっかりもみます。

最後に、蒸しタオルを10本以上使って、蒸し暖かいタオルマッサージをします。

Kさんの場合、一回の施術でむくみはほとんどとれ、痛みも無くなったそうです。

ご自分でも夜ゆっくりお風呂に入り、お風呂の中で手や足の関節部分を良くマッサージされることをおすすめします。

2/08/2009

ラブレター フロム デンマーク

デンマークのSさんからお手紙が届きました。

Sさんとの出会いは、やはり8年位前になります。

「三船先生!」後ろから大きな声がして振り向くとSさんがいました。

「先生、私身体の具合が悪くて死人の様になっていたのに、一回先生にマッサージしてもらったら、こんなに元気になったんですよ。」

元気な弾む声でした。それから、ちょくちょくお店に見える様になり、サラヒーリングスクールの一期生になられました。そして、卒業と同時にご主人の母国デンマークに帰国されました。

しばらくして、・・ご自宅の半地下室でお店を開業された・・と言うお手紙を頂戴しました。ご自宅の前が森で、近くに湖もあり夏は沢山の種類の花が咲いて美しい町だと書いてありました。

それから、いっぱいご苦労もあった様ですが、お店をレンガ造りの素敵なマンションの一階に移され、今お客様が沢山できたと、今日届いたお手紙に書いてありました。

デンマーク人が80%、日本人が10%、残り10%が色々な国の人たちだそうです。毎日英語とデンマーク語を使い、一週間に一度位日本語を使うそうです。

「デンマーク人からも、日本人からも、世界の色々な国の方々にこのマッサージが喜ばれている」という文面に胸が熱くなりました。有難いことです。

今は二月、「北欧・スカンジナビアは、暗くて暗くて、寒くて、長い長い冬」と書いてありました。春を待ちわびていらっしゃるでしょうね。

Sさん、遠い異国で頑張っているSさんを思いながら、私も日本で頑張ります。

2/07/2009

若さの秘訣

今日は1月の最後の土曜日でした。

昨日からの雨が残り、暖冬とは言え寒い朝でした。

私は朝から午後1番に来られるMさんのことが、気になっていました。

駒沢公園の近くにお住いのお客様で80才になられます。 Mさんとのお付き合いはもう8年以上になります。

はじめの頃は、都バスを2つ乗り換え、更に池上線の電車に一駅のって御嶽山までおいでになっていました。

その内、バス1本で雪谷大塚までいらっしゃる方法を発見され、そこから1駅歩いておいでになるようになりました。

「先生と一緒にお店4つ行ったわ」とMさん。お店が新しくなる度にいつも一緒について来られました。今は都立大のお店が近いので、たいがい、ご自宅から緑道を30分ほど歩いて来られます。

とてもアクティブな方です。プール、体操は毎週欠かさず。洋裁、和裁、編み物、さき織、粘土細工、等々多才でしかもその一つひとつがプロ級です。 

そのご趣味についてMさんのコメントがふるっています。

「年取るとヒマになるでしょう。家にばかり居なければならないんだから。退屈しない様に、その時の為に色々習っておくの。」脱帽です。

80才のMさんは今青春真っ盛り。「ついにやったわ」と、先日プールのイケメン先生に「告白」なさった事を教えて下さいました。「先生大好き、ずっと続けて来てね」と。Mさん素敵です。

2/05/2009

今日のお客様 (マッサージ)

今日ご来店のMさんは、ホームページを見て初めて来られたお客様で、出産して数週間のママさんでした。

女性は、出産した後とてもきれいになります。お肌がつやつやで、目には見えないオーラがあります。大きな仕事を成し遂げた安堵感と、誇らしさが感じられます。

しかし、反面手足にむくみが残っていたり、腕などにも緊張が残っていたりします。若いママだったので、それもさほどは感じられませんでした。



「どこか集中的にやってほしいところはありますか?」とお聞きすると、「とにかくリラックスしたい。」と言うお答えでした。 

それを聞いて私は、ベーシックコース(マッサージ60分)ご希望のお客様ですが、フルボディコース(マッサージ90分)の時のマッサージ内容を施術することにしました。つまり、1か所に深くは入れないけれど、全身まんべんなくマッサージをしてあげる、そして90%以上は、アロマオイルマッサージでいこうときめました。

足首から膝にかけてのむくみを意識しながらあし全体のマッサージ

次に腕も肘から手首にかけてのむくみを意識しながら腕全体のマッサージ。

そしてリラックス効果の高い首から肩、胸にかけてのマッサージ。

その後指圧、整体で首、頭のマッサージ。Mさん「ここは、女性専科なんですか?」「そうなんですよ。」と答えると、「私はその方が安心だけどこんなに気持ちが良いのに、男の人はかわいそうですね。」 男の人ごめんなさい。

背中は、胸が大きくてうつ伏せは苦しいので、横向きで腰から首までをマッサージ。

その後熱めの蒸しタオル5~6枚を使って、背中、首をマッサージ。



Mさんすっかりリラックスし、1月、2月、毎週日曜日にご予約を入れてお帰りになられました。

2/04/2009

スタッフミーティング 続き

私たちは、時としてお客様からご注意をいただくことがあります。

サラはクレームこそ大切にしてきました。

サラを思って「こうして欲しい」と言って下さるお客様、本当にありがたいことです。 私たちの気づかぬ足りなさを気づかせてくれ、これからサラがもっとお客様に

喜ばれる店になっていく方法を教えて下さる、大切な方です。

今日のミーティングでも先日、三船までわざわざお電話いただいた、お客様のご提案について話し合いました。

問題は、「時としておとなりのお客様の話し声が聞こえてしまう」ことである。気にならないお客様もいらっしゃるし、気になる方もいらっしゃる。

皆さんリラックスしにいらっしゃる方なので、お休みになられる方が多いのですが、日常のことをスタッフにお話しされることによって、リラックスされたい方もいらっしゃいます。

今回お電話いただいたお客様は、「となりの部屋の話し声が気になった。」と言うご意見でした。

スタッフとのさまざまな話し合いの中から、サラのこれから同じ様な問題が起きた時の対応は、

An1.なにより、担当者がお客様の不快な気持を察知すること。
An2.そのことをとなりの担当者に伝え、その担当者から、お客様へお声を小さ くして下さるようお願いする、ということになりました。

お客様へはなかなか言いにくかったりするのですが、貴重な時間をかけ、代価をお支払いいただいて皆様に来ていただいておりますので、私たちの努力でできることは、思い切って実行して行きたいと思います。

2/01/2009

スタッフミーティング

今日は2009年始めてのサラミーティングを行いました。

仕事を早めに終え、夕食を食べながら、色々なことを話し合いました。
今まで8年間、山も谷も共に乗り越えてきた仲間です。
私にとって、家族と言ってもいい人達です。

今日話し合われた内容のひとつにお客様への電話応対についてがありました。

私たちとお客様との出会いは、たった1本の電話から始まります。(ホームページが出来てからは、メールでの予約という方も多くなってはいますが、まだ圧倒的に多いのが電話予約です。)

時には、お客様がご希望される日時が取れない事もあります。
では、その時にどう対応させていただいたら良いのでしょうか?

「ごめんなさい」と断ってしまうのは簡単です。
でも数あるサロンの中から「サラ」を選びお電話下さったお客様だということです。
このお客様のお気持ちに、私たちはどう対応していったら良いのでしょうか?

An1.すぐ断るのでなく、第2、第3の希望をうかがう。
An2.こちらから、この時間なら取れますよ、と提案してみる。
An3.その日しかだめなお客様だとしたらキャンセル待ちでお受けする。
An4.リピターのお客様で、ご希望日時にご予約が取れない時は、担当者がいれば必ず電話を代わる。担当者からご本人のご希望をうかがったほうが、お 互いに折り合いがつけやすい事もある。

どうしてもお受けできない時は、「わざわざお電話頂きましたのに、ご希望に添えず申し訳ありません。またのお電話をお待ちしております。」と謝る。

先日、1年半ぶりに田園調布からおいで頂いたお客様のメンバーズカードを見ると、初回1回だけのご来店でした。「その後1~2度電話をしたのだけれど予約がとれず、ずっと来たかったけれど、予約が取れないというイメージがついてしまいできなかったのよ。」とおっしゃっていました。

そのお客様は喜んで次のご予約を入れていかれましたが、本当に申し訳ない事をしてしまいました。

食後、デザートとコーヒーをいただきながら、日ごろ聞けない色々な話が聞け、とても有意義でした