1/18/2012

ネパール里親基金

ソンワ インターナショナル アカデミー テレサ キテル校長先生のメッセージ」です。

ネパールのラリトプール地域にあるソンワ・インターナショナル・ アカデミーのスタッフと生徒より心からのご挨拶を申しあげます。私たちは、日本の里親の皆様に、いくら感謝しても、感謝の気持ちを表しきれません。

皆様のご協力によって貧しい家庭の生徒たちが、継続して教育を受ける事が出来、彼らに明るい将来への希望を与えて下さいました。

私の生まれ故郷はオーストリアですが、結婚によってアメリカ人となりました。家族と共にネパールに滞在するようになってから、ボランティアで、英語の教師として、また校長としてこの学校で働いています。

勤めはじめてから4年が経とうとしています。それはネパールでの私にとって、とても価値ある時間を過ごさせて頂いたと感じております。それは、奉仕の人生を生きたいという少女の頃から願っていたことでした。ネパールの文化や生活様式に触れることは、私の家族にとっても有益なことです。私の2人の娘にとっても、ネパールで生活し勉強する事によって、彼女たちにとって、とても価値ある事をネパールの人々から学ぶことができています。ネパールの社会は、とても家族関係を大切にします。また目上の人や教師、上の兄弟姉妹を驚くほど尊敬します。

今年2011年は、ネパールにおいて観光年となっており国際社会との関係を持とうと取り組んでいます。

そこで私は、里親の皆様もこの機会にネパールにお越しになって、貴重な里子にお会いになられたらいかがでしょうか?ネパールにお越しになるには、空気が澄んでいる10月から3月までが、ヒマラヤもよく見えて良いシーズンです。その時は、私たちは、心より歓迎いたします。

今回、里親プロジェクトの開設式をおこないました。地元の教育委員会関係者、元村長をはじめ、地域の人々、里子の父兄も参加しました。また日本大使館からも大使の代理として書記官の方がおいで下さり、おほめの言葉

を頂き大変感激しました。里親を持った生徒たちは素敵なペンケースや、文房具を頂きとても喜んでいます。

みんなそれらを特別の物として大切に使っています。

最後に今一度、皆様がこのネパール里親基金を通して私たちに手を差し伸べて下さり、皆様の愛を分け与えて下さった事を心より感謝申し上げます。

皆様のなされる全てのことがらに、豊かに神の祝福がもたらされる事を願います。 2011年 8月 30日