3/31/2011
今どきの若者
私は、リンパマッサージのサロンとスクールをやっていますが、毎日後かたづけをして、スクールがある都立大の駅を出るのが8時、家に着くのが9時近くになります。 ほとんどの日は、29歳の長男と17歳の三男で夕食を作ってくれます。6~7年アメリカ生活をして、日本に帰った長男は、母の老いを感じたのか、「お母さんぼくにできることがあれば何でも言って」と申し訳ないほどにやさしくなりました。 夕食が済むと私はたいがい眠くなります。自分のベットがあっても、小さい子のようですが、1人で寝るのが寂しくて、ちょっと横になるだけだからと言ってリビングのソファーに横になっては寝てしまいます。 気がつくと、ソファーベットが平らにされ、テレビとストーブと電気が消されています。長男か三男が、後始末をしてくれたのでしょう。 ある時めったに来ない次男が帰ってきてわたしの定位置を占領し、眠りに着いていました。ほとんど居眠り状態の私を、17歳の三男が自分の部屋につれていって、自分のベットに寝かせてくれました。夜中に目が覚めたわたしは、リビングで胸が熱くなる光景をみました。 次男の体に2枚毛布をかけ、そばで床に毛布にくるまって寝ている三男の姿です。母を寝かせ、兄に毛布をかけ、自分は床に丸まって寝ている息子の姿に「ありがとう」と思わず我が息子に頭を下げていました。